【トイレのリフォーム】おすすめの床材は?

2022.12.01

トイレのリフォームときくと、トイレ本体の交換ばかりのように思われますが、床や壁だけでもリフォームが可能です。
最近のカフェやお店はトイレの中まで内装がおしゃれであることが多く、もしリフォームするならトイレであっても内装にもこだわりたい……と思っている方も多いでしょう。
意外にも、トイレの内装については海外よりも日本のほうが進んでおり、そのデザインや素材は多くの種類が取り揃えられています。多いからこそ、どれにすればいいのか分からないという贅沢な悩み。

今回はトイレの内装をリフォームしたい方にぜひ参考にしてほしい床、材の選び方についてご紹介します。

■リフォームしたほうがいいトイレ床の特徴とは?

基本的に、床を張替えるタイミングとしては築10年ほどと言われています。
これはトイレだけでなく、普通の部屋にある床であってもそうです。
何気ない床でも、日々の生活でどうしても負荷がかかってしまうので、浮いたり音がしたりというサインが徐々に目立っていきます。

トイレの場合、ほかと比べると汚れの発生しやすい場所なので、さまざまな劣化が見られるようになります。
このような劣化が見られたら、リフォームのタイミングでしょう。

【このようなサインはありませんか?】
・汚れが落ちない
・剥がれている
・色あせしている
・歩くと音がする
・浮いている
・水漏れで変色している
・カビ、アンモニアの臭いがする

以前に水漏れなどを起こしてそのままの状態だと、見えない床下で腐食が進んでいる状態かもしれません。
そうなると、床下の基礎やトイレ自体を新しくしなければなりませんので、やや大掛かりな工事になってしまうでしょう。
クッションフロアの接着が外れてふわふわしていたり、フローリングが変形していたりするなら、早めに対処することをオススメします。

また、床の張替えに合わせてトイレ本体を新しくするのもオススメ。
トイレは年毎に節水機能が進化しているので水道代も少なく済むほか、新品のため突然壊れるリスクが減ることになります。

■トイレの床材について
トイレの床材は主に4種類ほどあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、自身の欲しい条件と照らし合わせて検討してみてください。

・クッションフロア

トイレの床材のなかでは最もスタンダードなクッションフロア。
以前は特有の安っぽさが否めない床材でしたが、現在はさまざまなニーズに応えられ、高級感やデザイン性のあるものも登場しています。
掃除がしやすく汚れも付きにくいうえ、材料費・工事費も安いことから最もバランスの取れた床材でしょう。
どれにすればいいのか分からない、と悩んでいる方はひとまずこちらを選ぶといいかもしれません。

メリット ・掃除しやすい
・汚れにくく、水を弾く
・短時間で工事が完了する
・選べるデザインが豊富
・滑りにくい
デメリット ・耐久性は弱い
・直射日光で変色する
・安っぽさがある
費用相場(工事費含む)  約3万~5万円

・フローリング



リビングや洋室で使われるフローリングをトイレにも使用すると、統一感が出せるでしょう。
本来、木材は水気の多い場所には向かないのですが、トイレ用につくられたフローリング材があるため、こちらを使用すれば問題ありません。
無垢材のフローリングは汚れがつきやすく目立ちやすいので、オススメできません。

メリット ・冷たく感じにくい
・ほかの部屋と統一感が出せる
デメリット ・汚れ、臭いがつくことも
・こまめな掃除が必要
・工事に時間がかかる
費用相場(工事費含む)  約7万~9万円

・タイル



昭和に建てられたお家などでは、床がタイル仕上げのトイレが多かったと思います。
現在はモダンから海外風などタイルの種類も多くなり、デザイン性などを求める方に選ばれる傾向が強いです。
タイル自体は汚れに強いため掃除が手軽に済むという印象がありますが、目地の部分は大変汚れやすいため、結果的に掃除の回数は多いでしょう。

メリット ・デザイン性が高い
・高級感がある
・種類が豊富
デメリット ・目地は掃除しにくい
・費用が高め
・でこぼこしたものは汚れやすい
費用相場(工事費含む)  約8万~10万円

・フロアタイル



クッションフロアと同じ塩化ビニルでできていますが、より硬質で耐久性がある床材です。「プラスチックタイル」ともよばれており、こちらの方が想像しやすいかもしれません。
柔らかさはありませんが、クッションフロアの良さはそのままに欠点を克服しているので、満足度は高いでしょう。
汚れにくく掃除しやすいことに加えて、色や柄も豊富です。

メリット ・掃除しやすい
・汚れにくく、水を弾く
・選べるデザインが豊富
デメリット ・素足だと冷たさを感じる
・一般住宅ではあまり見かけない
費用相場(工事費含む)  約4~6万円

■まとめ
豊富なトイレの床材ですが、うまく付き合っていくために自分にあったものを選ぶようにしましょう。
掃除が苦手なのにデザインにほれ込んでタイルを選んでしまうと、カビ取りに辟易としてしまうかもしれません。
じっくり検討することをオススメします。

タイセイホームは福岡市を中心に近郊エリアにて、内装や水回りのリフォームを手掛けております。
トイレでしたら、床や壁以外にも本体のリフォームも可能ですので、まるごとのリフォームもお任せください。
老朽化したトイレや汚れた床にお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

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