古いタイプは危険?キッチンリフォームのタイミング

2022.08.04

IKEAやニトリなどの大型家具店へ足を運ぶと、キッチンのショールームを見かけますね。
自宅のキッチンもこれくらいピカピカになったらなあ、と思ったことがあったかもしれません。

キッチンの耐用年数は約20年と長いほうではありますが、部品ごとに着目するとその年数はばらばらで、10年をすぎると不具合が見られるようになります。
そのため、年数がたつごとに「コンロがうまくつかない」「排水管がよく詰まる」などのトラブルが場所ごとに起こることに。
つど修理・交換をして長く使うよりも、全体をリフォームをしてしまったほうが結果的にお得という場合もあります。

この記事では、さまざまな観点から最適なキッチンリフォームのタイミングについてご紹介いたします。

■物理的な不具合が目につく

キッチンが使えなくなると死活問題になってしまいますので、できればその前にリフォームしてしまいたいですね。
リフォームの目安になるキッチンの不具合についてまとめましたので、心当たりがあれば検討してみてください。

・ガスコンロ
ガスコンロの耐用年数は12~15年ほどとされています。
ガスの臭いがきつい、点火に時間がかかる、変な音がするなどの異常が見られたら交換の時期でしょう。
また、2008年以前の製品は現在の安全基準を満たしておらず、安全センサーが一口しかついていないものが大半なので、お持ちでしたら交換をオススメします。

・IHコンロ
IHコンロの耐用年数は10~15年ほど。
ガスコンロと違って不具合が分かりづらいかたちで現れますが、経年劣化でボタンが反応しない、火力が弱い、変な音がするなどの異常が起こりえます。
使って8年ほどであれば、修理をしたほうが経済的かもしれません。

・レンジフード
レンジフードの耐用年数は10~15年ほど。
変な音がする、換気力が弱くキッチンに匂いが滞留するなど、明らかに機能が低下していればリフォームのタイミングでしょう。
軽微なものは油汚れで動きが悪くなっている可能性がありますので、その場合はクリーニングを依頼するといいでしょう。

・シンク、水道設備
シンクの耐用年数は10~20年、水道設備は10年ほどとされています。
シンクであれば、長く使ううちにくすみやサビなどが目につく、シンク下に水漏れが発生しているなどの劣化状態が見られます。
水道設備であれば、蛇口の水漏れや動きの鈍化、排水管の水漏れや臭いがきつくなったなどの異常が見られたら、リフォームに踏み切るといいでしょう。

・床と壁
キッチンの設備とは関係ありませんが、フローリングやクッションフロア、クロスの耐用年数は約10年~20年とされています。
キッチンは水や油などで汚れやすいため、古いタイプだとシミ汚れや臭いの染みつきが気になってしまうでしょう。
また、キッチンの床はほかの場所と比べて劣化しやすく、きしみや浮きなどが生じはじめたら、設備といっしょに張替えを行うといいかもしれません。

■もっと使いやすくしたい

今のキッチンでも問題なく使えるけれど、できれば改善したいところがある。
我慢して使い続けると、心理的に負担がかかることもありますので、そのようなときもリフォームのタイミングかもしれません。

・小さな子ども、高齢者を危険から守る
小さな子どもにとっては、目に入るすべてのものが興味の対象となります。
それが安全なものなら結構ですが、コンロなどは比較的力が弱くても容易に点火できてしまうので、目を離したすきに火傷を負うリスクが考えられるでしょう。
また、高齢者は認知症でなくても認知機能が低下するので、火をかけたまま忘れてしまうことがあります。
同居する家族に高齢者や危機察知がまだ難しいお子さまがいるなら、消し忘れ防止装置やセンサー、包丁などをしまっている引き出しにチャイルドロックがあるなど、安全性に配慮した設備にしてみるといいかもしれません。

・高さを変える
キッチンの高さは、調理する人によっては高すぎたり、低すぎたりすることがあります。
一般的には「身長÷2+5㎝」もしくは「肘高-10㎝」が最適な高さとされていますが、あわない高さだと調理がしづらいほかに腰痛・肩こりの原因になってしまうことも。
踏み台を使うなどの対処もありますが、老朽化しているキッチンであれば変えてしまったほうが今後が楽になるでしょう。

・収納スペースを増やす
キッチン用品やお皿などが増えると、収納場所が手狭になってきます。
とくに家族が増えたときなどは、キッチン周りに物が増えるため、調理スペースを圧迫しかねません。
収納棚を買うなどの方法もありますが、狭い場所だと設置が難しいことが多いので、そのときはキッチンの収納を見直してみましょう。

■ゲン担ぎのための縁起のいい日

建築業界はロジカルな世界ではあるものの、ゲン担ぎを重要視する側面があります。
上棟式はその最たるものでしょう。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。

・一粒万倍日、天赦日
現在は一般的に認知が広がりつつある、縁起のいい日の代表ですね。
一粒万倍日は一粒の籾が万倍に実るという謂れがあり、結婚や就職など新しく始めると良い日とされています。
天赦日は書いて字のごとく天が赦す日で、年に5~6日しかない非常にラッキーな日です。
もちろんリフォームも例外ではないので、ゲンを担ぎたいという方は、この日に契約をしたり着工を計画したりするといいでしょう。

・大安の日
六曜のなかでも縁起がいいとされているのは「大安」ですね。
結婚式の日取りも「大安」を選ぶ方が多いと聞きます。
逆に「赤口」「仏滅」は縁起が悪いとされていますが、気にせずに契約・着工する方も多いです。

・避けたほうがいいかもしれない「天中殺」
天中殺は算命学という中国の占星術にある概念の一つで、誰にでも訪れる「天が味方してくれない」2年間を指します。
生年月日によって時期が異なるので、気になった方は調べてみましょう。
この期間は悪いことが起きる期間というわけではなく、見方を変えれば「学びの多い期間」ともされています。ただし重大な決断には不向きで、ものごとには慎重になったほうがいいとされています。新しいことを始めるのには向いていませんので、リフォームを行うときは慎重になったほうがいいでしょう。

■まとめ

キッチンリフォームのタイミングは人によりけりですが、我慢して使い勝手の悪いキッチンを使い続けるよりも、新しいキッチンにしてしまったほうが、経済的にも心理的にも良い結果を生むでしょう。
ぜひ、ご検討ください。

タイセイホームではキッチンリフォーム以外にも、さまざまなリフォーム工事に対応しております。
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